5分で分かる投資の稼ぎ方とリスクヘッジ

「素人が投資に手を出すと危ない」と思っていないでしょうか。 実際、投資で破産した人の話がテレビや新聞でよく取り上げられていますので「投資や資産運用は、プロがやるもの」というイメージがあるかもしれません。

私も投資の初心者だった頃は、何の裏付けもないのに「FX=初心者には危険なもの」と思っていました。しかしながら、一見すると危ないイメージのある投資ですが、ポイントを抑えれば初心者でも容易に利益を出すことが可能です。


なぜ「FX=危険」という方程式が頭に浮かぶのかというと、やはりレバレッジの機能によって「自分が持っている金額以上の額で取引ができる」からでしょう。

つまり、利益が出る時も損失が出る時も大きな金額となります。大きな値動きによって時には何千万円も一瞬で失ったという話も耳にします。

こうした悲しい現実に直面しないためにもレバレッジについては正しく理解しておく必要があると管理人は考えます。

当サイトでもレバレッジについて紹介していますが、以下のサイトがより詳しくレバレッジについて紹介しています。管理人も参考にさせてもらっています。
参照:FXのレバレッジ

大損する人やなんとなく怖いと思っている人は正しい知識が不足している可能性がありますので、FX初心者の方はFXを始める上で最低限の知識は何かということを当サイトでチェックしておきましょう。

FX= 初心者には危険なもの

そのため、このコンテンツでは投資初心者を対象にFXの全体像を簡単に紹介します。以下の順番で6つ項目を紹介していきますのでご興味のある箇所だけでも目を通して頂けますと幸いです。



上記で列挙した6つのポイントをしっかりと抑えれば、初心者でも安心して投資を行うことができます。 それでは一つ一つ見て行きましょう。




初心者でも分かるFXの全体像

ここでは、初心者の方に向けて簡単にFXの概要を紹介します。FXというのは、自分が持っているお金を担保に外国の通貨を購入して差額で儲けること。もともと外国為替は、英語でForeign Exchangeと表記され、略してFXです。

この取引の内容を簡単に紹介すると「1ユーロ100円」という為替レートだったとします。この状態でユーロの価値が、150円に上がることを見込んで購入したとします。結果として150円に上がれば、その瞬間にユーロを売却すれば50円の利益が発生。

1ユーロ100円時に購入し、1ユーロ150円時に売却すれば50円儲け

逆にユーロの価値が95円に下落すると、5円の損が発生します。このように外国の通貨の売買を通して差額で稼ぐことが大きな全体像。初心者の方向けに入門講座のような立ち位置で説明しましたが、これが理解できればFXの全体像を掴んだことになります。


証拠金はたった3つ抑えればOK

ここでは、証拠金関係で抑える必要のある3つのポイントを紹介します。証拠金関係の入門講座だと考え頂けますと幸いです。

 証拠金関係で抑える必要のある3つのポイント

証拠金の説明

証拠金というのは、FXを行う前に口座に入金する担保金。この証拠金を担保とすることでFXの取引を行うことができます。なお、取引を行うのに必要な証拠金の金額を必要証拠金といいます。

必要証拠金は、行いたい取引総額に応じて変動します。日本の個人用FX口座の場合はレバレッジレートの上限が25倍なので取引総額の4%以上の金額を用意する必要があります。例えば、250万円の外貨取引を行いたいときは、10万円の証拠金が必要。

250万円の4%で10万の証拠金が必要

ロスカットのリスク

ロスカットというのは、一定以上の損失を計上すると業者に自動で取引を締め切られること。このロスカットのリスクというのは、一定の損失によって自動で取引を締めきってしまうので稼ぐチャンスを失ってしまいます。

ここでは、初心者の方向けにより詳しくロスカットについて紹介します。ロスカットというのは、一般的に証拠金維持率が50%〜30%を下回った際に自動的に口座開設会社が取引を締め切ります。具体的な数値を使って下記で紹介します。

10,000円の証拠金で1ドル100円のドルを2000ドル分購入するためにレバレッジレートを20に設定しました。 その際にユーロのレートが変動して1ユーロ99円に低下したとします。

その場合、1円×2000=2000円のロスが発生します。その場合、有効証拠金は10,000−20,00円で8,000円。

このケースでの証拠金維持率というのは、(現在の証拠金(8,000)÷必要証拠金(10,000))で80%

現在の証拠金8,000円÷必要証拠金10,000円=80%

このような計算式になります。ロスカットの基準となる証拠金維持率は、FX業者に応じて変動しますが、ベースとしては、50%~100%という割合です。初心者の方がFX口座の開設を検討する際には確認が必要なポイント。

証拠金維持率について

証拠金維持率は、取引総額の中での証拠金の残高の割合。証拠金維持率の計算式としては、下記のような計算式になっています。

証拠金維持率=(有効証拠金÷必要証拠金)×100

有効証拠金は、FXを行う際に必要な必要証拠金から取引結果による損失と利益を組み合わせた結果の金額。小難しいので初心者の方向けに数字で説明します。

1ユーロ100円というレートの中で2万ユーロをレバレッジレート10倍で購入するとします。その際の証拠金は、100×2万÷10=20万円が必要になります。

この20万円が必要証拠金になります。1ユーロ100円で購入した後にユーロの価値が、1ユーロ99円に変動しました。その場合、2万ユーロの価値は198万円です。この場合、2万円の為替損失が発生。

このケースでは、もともとの必要証拠金が20万円で2万円の損失が発生したので有効証拠金は18万円です。このFX取引後の証拠金維持率を上記で紹介した計算式に当てはめてみます。

18万円(有効証拠金)÷20万円(必要証拠金)=90%となります。

18万円(有効証拠金)÷20万円(必要証拠金)=90%

いかがでしょうか。数値で考えるとFXの証拠金は初心者でも簡単に理解できる計算です。入門講座の立ち位置で今回紹介した3つのポイントを理解すれば証拠金関係の全体像を掴んだことになります。


レバレッジで初心者が押さえる2つのポイント

ここでは、FXで初心者・上級者が必ず利用することになるレバレッジ機能を紹介します。非常に複雑なレバレッジ機能なのですがポイントはたったの2つ。この2つを下記で紹介します。

レバレッジ機能とは

ここではレバレッジというFXの機能を初心者の方向けについて紹介します。レバレッジというのは、証拠金という口座開設時に入金した金額を担保に元金以上の規模の取引を行うこと

現在国内の口座開設会社では最大25倍のレバレッジレートを利用できます。この25倍というレートは、10,000円の証拠金があれば、25万円分までの外貨を購入できることを意味します。そのため、FX初心者でも少額で大きく稼ぐチャンスがあります。

レバレッジ25倍=10,000円の証拠金⇒25万円分が購入可能分

レバレッジレートの計算方法

ここでは、もう少し詳しくレバレッジの計算方法を紹介します。レバレッジレートの計算式は、購入希望の外貨の円換算数値÷証拠金。初心者の方にレバレッジの計算式をイメージしてもらうために以下で数値を使って説明します。

例えば、1ユーロ120円という為替レートで10万ユーロ購入するときは、普通ならば、120円×100,000で1,200万円必要。しかしながら、このレバレッジレートを利用すれば、100万円の証拠金がある場合は12倍のレバレッジレートで購入可能です。

レバレッジシートの図

このようにレバレッジレート=購入希望の外貨の円換算数値÷証拠金という簡単な計算式です。レバレッジに関しては、今回の入門講座で紹介した2つの項目さえ理解しておけば初心者の間は十分。


FXの2つの稼ぎ方

ここでは、FXで利益を上げる方法を初心者の方に向けて紹介します。 FXを通して利益を出す方法としては、デイトレードに代表される為替差益と通貨間の金利の差を利用する2種類。初心者・上級者問わずFXの稼ぎ方は基本的に変わりません。

為替差益

1つ目の為替差益というのは、一般的なFXの儲け方です。具体的には、1ユーロ=120円で購入し、1ユーロ=130円になった時に売却するという方法です。この場合、差額の10円×購入ユーロが利益として計上。

なお、この為替差益を狙う際にレバレッジ機能をつけると初心者でも短期間で大きな利益を出すことができます。証拠金が120万円、レバレッジレート20という条件で再び紹介します。

レバレッジレートを20にしているので、120万円を元手に24万ユーロ分(2400万円分) の取引が可能。この場合、1ユーロの価値が10円上がるだけで総額の利益は、10円×24万(購入ユーロ)の240万円が利益になります。

レバレッジレート20での取引図

このため、為替差益にレバレッジ機能を利用すると初心者でも短期間で多額の利益を稼ぐことが可能です。なお、高いレバレッジでFXを利用するとユーロの価値が少し下がるだけでロスカットが強制的に実行されるリスクもあるので注意が必要。

実際、先ほどのケースでユーロの価値が3円下がると3円×24万(購入ユーロ)で72万円の損失が発生します。その場合、証拠金は、120万円-72万円=48万円に減少。ユーロの価値が3円下がるだけで強制的に取引が終了されてしまう可能性があります。

スワップポイント

2つ目の通貨間の金利を利用した利益の出し方は、スワップポイントといわれています。 この金利差を利用したスワップポイントを初心者の方に向けて簡単に紹介します。

アメリカの金利を年2.1%、日本の金利を年0.1%とします。このような状態で証拠金100万を元手に1ドル100円のレートで米ドルを1万ドル購入したとします。その場合、米ドルと日本円の金利の差は、2.1%-0.1%で2%。

このケースでは、100万円×0.02=2万円の利益が毎年発生します。

スワップポイントの取引図

また、このスワップポイントを利用する際にもレバレッジを利用することができます。具体的には、レバレッジレートを10に設定して100万円の証拠金で1000万分の10万ドルの購入も可能。

この場合、1000万円分に2%の金利差が発生するので年間で20万円の利益が発生。スワップポイントを利用した投資スタイルで利益を上げる場合には、デイトレードのような短期ではなく、中長期で通貨を保有し続ける必要があります。

そのため、一度取引後は大きな景気変動が起きない限りは放置してポイントが入ってくるのを待つスタンスになります。なお、このスワップポイントの場合、レバレッジレートを1倍にすればロスカットが起こらずに毎年自動的にポイントによる利益の獲得が可能。初心者でも確実に稼ぐことができます

そのため、安定して少額を毎年稼ぎたい方には非常に適した方法です。なお、通常の外貨預金とほとんど変わりませんが、手数料と税制の面で外貨預金よりもお得です。FXの損失リスクが怖い初心者のかたは、外貨預金気分で利用しても良いかもしれません。

ここまでは、為替差益スワップポイントという2つのFXの儲け方を初心者の方向けに紹介しました。為替差益の方が、大きく稼げますがリスクもあります。そのため初心者の間は、レバレッジレートは低く設定することがおすすめ。


3つのFXにおけるレバレッジリスク

初心者・上級者問わずFXの取引を行うならば、レバレッジのリスクを理解することが大切。そこでここからは、初心者の方向けにレバレッジを利用する際の3つのリスクを紹介します。

ハイレートのリスク

リスクを考慮せずに高いレートを利用するとかなり危険。実際、レバレッジレートは、取引金額の大きさと証拠金の比率によって変動します。

例えば、証拠金が20万円で1ユーロ150円のもとで2万ユーロを購入した場合は、レバレッジレートは、下記のようになります。総額(2万×150)÷証拠金(20万円)=15

このようなレートで1ユーロが、180円まで上昇すれば、30×2万=60万円の利益が発生。このように初心者でも大きく稼ぐチャンスがあります。しかしながら、相場の影響で1ユーロの価格が100円まで下落した場合は、50×2万=100万円の為替損失が発生します。

ハイレートのリスク図

このように証拠金が20万円であるにも関わらず100万円の損失を計上してしまうのでハイレートには大きなリスクがあります。そのためFX初心者の方は、過剰に高いレートで取引を行うことを避ける事が賢明

レバレッジレートが1のリスク

レバレッジレートを1と設定した際のリスクって思い浮かぶでしょうか。レバレッジレートを1に設定すると銀行で外貨預金を行うのと同じ状況です。そのため、元金を超える大きな損失は発生しません。

大きな損失リスクの有無という観点では、レバレッジレートが1というのは安全です。 そのため、リスクがないという意味で初心者にぴったりかもしれません。

しかしながら、金融危機などでもともと1ユーロ150円のレートが110円に下落した場合は、40×持っているユーロの数の損失が発生。

損失の回収するために市場の回復を待つ必要がありますが、40円も通貨価値が落ちると回復には相当な時間が必要です。

そのため、レバレッレートを1にすると外貨預金と同じことをしているのでFXを通して稼ぐチャンスを失ってしまいます。初心者の方の多くは、リスクを避けようとする人も多いですが、過剰なリスク回避は、FXで稼ぐチャンスの喪失といえます。

このように初心者の方が稼げない一つの要因として過剰なリスク回避があります。

レバレッジレート1はレバレッジに関するリスクがないですが稼ぐチャンスも失います

有効的なレバレッジの使い方とリスク管理

レバレッジは、持ち金をはるかに超えた規模でFX取引が可能である反面、非常に大きな損失リスクもあります。そのため、初心者の間は適切なレバレッジレートで取引することが必須

なお、損失の大きさがクローズアップされるFXにも大きなリスクを避けるためのロスカットという制度があります。このロスカットは、取引の担保になる口座内の資金をベースに損失の支払いが困難である場合に業者が強制的に取引をストップさせることです。

この制度は、返済が不可能な基準での損失を防ぐことで人生の失敗に直結するような失敗を予防可能。そのため、初心者の方が目を当てられない失敗を業者が防いでくれます。 このロスカットの基準は、会社によって異なるのでFX初心者は忘れずに確認すること が大切です。

なお、強制的なロスカットを避けるためにも不必要に高いレバレッジレートをかけることは避ける必要があります。そのため、高いレートに設定するのは市場の動向がはっきりしている時にだけにするというように自分なりのルールを設定するのがおすすめ。

実際、初心者・上級者問わずFXで稼いでいる人は基本的に一度決めたルールを守りぬいています。とりわけ初心者の方は、相場が不透明な間はレバレッジレートを2〜3倍に設定するのが賢明です。

明確な自分なりのルール設定が必要

投資で借金するのは、1万人に1人



借金の心配は必要ない

初心者・上級者問わずFX取引をしている限り借金をするリスクは常にあります。実をいうと、取引の中で手持ちの日本の通貨でフランやユーロの購入や売却を行っているので業者に借金をしています。

さらにFXの特殊な機能であるレバレッジを利用すれば、業者に対する借金はさらに大きくなることがあります。レバレッジレートを1倍以上に設定すると自分のお金を担保に借金をして取引をしているようなものです。

さらにレバレッジレートは国内の個人口座の場合は25倍まで設定できますので返済が困難な損失を出すと即借金。そのため、初心者・上級者問わずFXには借金のリスクがあることは念頭に入れる必要があります。

もちろん、FXにはロスカットという機能があるので証拠金維持率が低くなると自動で業者側からストップをかけてもらえます。そのため、一見すると借金をするリスクはないように思えます。 しかしながら、FX業者が設定するロスカットを頼りに無理な取引を行うのは危険。とりわけFX初心者にはおすすめしません。

為替相場は、世界情勢や各種の経済動向の影響を瞬時に受けて大きく変動するリスクがあります。そのため、急激な為替の変動に業者側のロスカット機能が間に合わない可能性があります。

このような場合、ロスカットを業者が実行した際には損失が証拠金をはるかに上回ってしまって多額の借金をしてしまうリスクあります。このことをとりわけ初心者の方は念頭に入れることが大切。

このようにロスカットに期待をしすぎるのは危険ですが、このような急激な景気変動は基本的に起きません。そのため、ロスカットに期待をするのは危険であるという自覚を持った上で普通に取引をしていれば初心者でもFXで借金を背負う確率は低いです。

加えて国内のFX業者の口座を利用している限りは、レバレッジレートの上限は25倍なので返済が困難なレベルでの損失の計上は稀。このようにFXは、危険といわれていますがリスクを理解して取引を行えば初心者でも怖くありません

リスクを理解しておけば初心者でも安心です

万が一借金をした際の対応

ロスカット機能があるので借金を背負うことはほとんどありませんが、多額の借金を抱えるリスクはあります。実際、100万円の元本をもとに最大レバレッジの25に設定して2,500万円の取引を行えば2,500万円の損失リスクがあります。

そのため、ここでは万が一返済が困難なレベルでの借金をした際の精算方法をFX初心者の方に紹介します。基本的に返済が困難な基準で借金をすると自己破産という精算方法がおすすめ

なお、FXは、浪費または賭博と解釈されるケースがあるので自己破産が適用されないケースがあります。そのため、万が一返済が困難な借金をした場合は免責を受けて返済の必要性をなくすためにも法律の専門家に相談するのが大切。


いかがでしたでしょうか。ここでは以下の6項目について、初心者用にFXの全体像を紹介しました。
FXの全体像。証拠金に関する3つのポイント。レバレッジの2つのポイント。具体的なの稼ぎ方。3つのレバレッジリスク。借金の可能性と対策

今回紹介した上記の6点を押さえれば、初心者の方でも問題なくFX取引に臨めます。このコンテンツがFX初心者の皆様にお役に立てると幸いです。